医師

男性にとって、早漏というのは性に関する悩みの中でも最も多い症状の一つと言えます。
一般的に早漏対策として知られているのは、早漏防止スプレーなどがあります。
早漏スプレーは麻酔薬を使用してペニスの感覚を麻痺させる事によって射精までの時間を延ばす方法です。性行為の前にペニスに直接塗布する事で作用します。

どちらの方法も実際に射精までの時間が延びるので効果を期待し実践している方も多くいる事は間違いありませんが、実際には早漏の根本的な改善にはつながりません。
どちらの方法も確かに一時的な早漏防止にはなりますが、このような早漏グッズを使用しなければ短時間で射精してしまう事は変わりません。
その為早漏改善には根本的な治療方法を見つけなければなりません。

性生活に支障が出る早漏の症状とは

性生活に支障が出ているカップル 早漏とは、自分のタイミングで射精をコントロールする事ができず、満足のいく性行為ができない事です。
早漏で悩む方の中には、マスターベーションでは射精をコントロールできるのに、性行為では自分で思っているよりも早く射精してしまうという方もいます。
このような場合、男性器自体に何か問題があるのではなく、正常に性行為をすることができるのにパートナーを満足させる前に射精をしてしまいます。

この早漏の原因として考えられる要因は精神的なものです。まずは性行為に慣れていない事が一番です。
射精とは性的な興奮や性的な刺激を受けた時に脳から神経伝達が行われ射精します。
通常であれば脳からの神経伝達がうまく行われますが、焦りや緊張状態が続けばうまく神経伝達がされず、射精が早くなってしまいます。

また性的な刺激に慣れていないと敏感になってしまい射精をうまくコントロールする事ができません。
その他、ストレスも原因の一つになります。現代の社会では様々なストレスが渦巻いています。
社会的なストレスであったり、人間関係、生活環境などストレスを感じると自律神経がうまく働かない場合があります。
ストレスが原因の場合、それまでは特に問題がなかったにもかかわらず、突然早漏の症状が発症してしまう事もあります。

早漏は悩み過ぎるのもよくない?

射精の悩みというのは考えれば考えるほど症状が悪化してしまいます。
早漏の改善方法としては、症状によって方法に違いがありますが、精神的な要因に起因する場合はダポキセチンという成分が含まれている治療薬が有効です。
ダポキセチンは抗うつ剤に含まれている成分で、興奮を抑える事によってリラックスした状態を作り出します
ダポキセチンの作用によって脳を落ち着かせることによって射精感をコントロールする事ができます。ダポキセチンはEDの治療薬と一緒に服用すると更に効果が上がると言われています。

男性は早漏であったとしても射精する事には違いがありませんので性的な欲求を満たす事はできます。
しかしパートナーはそういう訳にはいきません。ある程度射精までの時間が長くなければ女性は性的な欲求を満たす事はできません。その上、性行為自体を楽しむことができなくなってしまう事もあります。
女性が性的欲求を満たせていないとわかってしまうと男性は自信を失ってしまい、最終的にセックスレスの原因の一つにもなりかねません。
そうなってしまうと男女関係も悪化してしまう事もあります。

精神的な要因とは別に肉体面に問題がある場合もあります。
陰茎が包茎である場合、刺激に対して過敏に反応してしまう皮膚過敏や陰茎の先端部分の亀頭が刺激に弱く、直接的な刺激や膣内の刺激に耐えられなくなって射精を早めてしまう事もあります。

早漏の治し方で難しいところは、クリニックなどで医師に陰茎をみせる事に抵抗を感じてしまうという事です。
そのような場合、そのまま放置してしまう方がおられます。
早漏はそのまま放置したとしても重篤な病気に発展する事はありませんが、自然に治癒する事もありません。
そのため、性行為に不安を抱えたままでは早漏を悪化させてしまう事もありますので、パートナーとの関係を維持や改善する為にも適切な治し方が重要になります。

早漏で悩む方の中には何とか自分だけで治療をしたいと思う方が多くおられますが、早漏の治し方として一番なのはパートナーと一緒になって改善への道を探す事です。
実際に研究では一人で改善方法を試すよりもパートナーと共に改善への道を探す方が効果が高いという結果が出ています。
パートナーに打ち明ける事には抵抗があるかもしれませんが、早漏の改善の目的の大部分を占めるのがパートナーとの性行為を満足いくものにする為である事を考えると一人で悩むのではなくパートナーと共に悩んで様々な方法を試す方が良い方向へと進むはずです。

早漏の主な原因は心因性早漏と身体的早漏の2つ

早漏の原因について説明する女性医師 早漏の主な原因として、多いのが心因性早漏と身体的早漏の2つです。

心因性早漏

心因性早漏の特徴として若い男性でも症状が出るという事です。早漏の原因のほとんどが心因性と言われていて、この理由として考えられるのが性行為自体に慣れていない事です。
また精神的なコンプレックスであったり、心理的な負担がおおくなってしまうとそれが引き金になり、性的な刺激に弱くなり、過度な興奮を引き起こし射精が早まります。

心因性早漏の場合、射精が早すぎると気にしすぎてしまい、更に間違った情報をうのみにしてしまい、更に深みにはまってしまう事もあります。
その他、ストレスによる早漏も心因性となります。ストレスに起因する場合は、自律神経に異常が起き症状が出ます。
この場合、それまでは性行為をしていてもある程度であれば射精をコントロールする事ができていた人がある日突然コントロールする事ができず、自分の意思とは関係なく射精をしてしまいます。
ここまで説明してきたことをまとめてみると、心因性早漏には過敏性早漏とストレス性早漏があります。

過敏性早漏
異性との性行為の経験不足により性的刺激に対して敏感になったり、早漏を深刻に考えすぎてしまったり、間違ったマスターベーションによって引き起こされます。
過敏性早漏の治し方は性行為自体に慣れていけば、自然に改善されていく事もありますが、個人差があったり、いつまでたっても改善されない事もあります。
その場合、早漏防止スプレーなどを性行為の前に塗布して敏感にならない様にしたり、事前に一度射精をしておいて、性欲をある程度抑える事で射精を遅らせます。
早漏をあまりにも深刻に捉えてしまう場合は、まずは他人と比較をしない事です。
女性の過去のパートナーに比べて射精が早いのではと不安に思わずに、自分は自分であると言い聞かせる事も必要になります。
間違った自慰行為では、マスターベーションをするときは早く快感を得ようとしてしまう事があると思いますが、性行為の場合はパートナーを満足させるという意識が大切になります。
ストレス性早漏
仕事や生活におけるストレスや過去の性体験などによるトラウマによって起因します。
ストレス性早漏の場合は、まずはストレスを感じない様にすることが重要になりますが、それが難しい事も多いと思いますので、まずは性行為中は焦らず落ち着いてゆっくりとを心掛けるようにします。
早く挿入をしようとするのではなく、精神的に余裕を持って性行為に臨みます。

身体的早漏

身体的早漏には大きく分けて過敏性早漏と加齢によって引き起こされる早漏があります。
過敏性早漏に関しては既に述べた通りですが、加齢による早漏は主に射精管閉鎖筋と呼ばれる筋肉の筋力低下が原因となります。

身体的早漏の要因としては、包茎、射精をコントロールすることができなかったり、疾病、勃起力の低下が考えられます。
まず包茎の場合は、できるだけ普段から亀頭を露出しておく事が重要になります。真性包茎の場合は、包茎手術をする事も選択の一つになります。
射精をコントロールする事ができない場合、射精管閉鎖筋の筋力低下が起こっている場合があります。
このケースは、本人の意思と関係なく、時には排尿する時と同じように射精をしてしまう事もあります。
これはオーガズムに達する前に射精してしまう事があり、性的欲求を満たせないようになります。性器自体に衰えがある場合もありますので、早急に医師に相談する事が重要です。
疾病は前立腺の炎症や慢性の尿道炎、尿道感染症などが原因なり、性機能が低下し早漏になります。
この場合はまずは疾病の治療を最優先にしなければなりませんので、医師に相談する事をお勧めします。
勃起力の低下には、男性ホルモンが成分として含まれているクリームや軟膏を睾丸やペニスに塗り込んだり、勃起改善薬などを服用する方法が考えられますが、早漏の治し方につながるかわからないケースもありますので医師に相談しましょう。

早漏の治し方のオススメはプリリジーの服用!

プリリジーをお勧めする医師 早漏の治療薬として、様々な薬が開発されていますが、世界初の飲む治療薬としてダポキセチンを主成分としたプリリジーがあります。
プリリジーは脳内の興奮を抑制する事によって、射精までの時間を通常よりも3倍から4倍に遅らせる効果があります。
プリリジーは日本ではまだ未承認の治療薬ですが、世界では既に10数か国で使用されています。

プリリジーの飲み方は、性行為を行う1時間から3時間前に2分の1錠の30mgを服用します。
効果を感じるには個人差がありますので、服用量や服用時間は何度か試した上で適切な量を見つけることが必要になります。
プリリジーの注意点としては、1日の服用量を60mgまでにする事です。
ダポキセチンの摂取量は1日に最大で60mgまでとされていますので、成分の含有量をしっかりと把握して、連続で摂取せず24時間以上は前回の服用から間隔を空けます。

プリリジーの効果としては射精時間を3倍から4倍に遅らせる事ですが、初めて服用する場合は1倍から2倍の効果となる事が多いです。効果の持続時間は、服用してから3時間から5時間となります。
プリリジーの作用としてセロトニンを増やし、脳内の神経伝達を正常に戻す効果があります。
射精というのは、脳内のノルアドレナリンとセロトニンによって調整されます。早漏の症状が出ている方はノルアドレナリンが過剰にあったり、セロトニンが不足している状態であることが多くなります。

ダポキセチンはノルアドレナリンを抑制し、セロトニンを増やします。
セロトニンが多く、ノルアドレナリンが少ない状態では、射精が起きにくく、早漏の改善につながります。
つまり、早漏の方は増えてしまったノルアドレナリンが暴走し、早くしてしまうのでプリリジーを服用する事によってセロトニンを増やし、脳内の興奮を抑え、落ち着かせて早く射精しない様にします。

プリリジーのメリットとデメリット

ここで、プリリジーを服用する事のメリットとデメリットを紹介します。
メリットとしては、持続力がアップし、効果が抜群にあり、パートナーの女性に知られなくて済み、即効性がある事です。
早漏に悩みを持つ方はパートナーに知られたくないと方もいます。
実際には、パートナーと共に改善への道を探した方が良いのですが、どうしても知られたくない方も多いと思います。
その点を考えると、プリリジーは飲むタイプの治療薬ですのでパートナーに知られる事なく治療する事ができます。

その一方で、プリリジーには副作用もあります。プリリジーを服用する場合の難点はやはり副作用です。
プリリジーの副作用は下痢やめまい、吐き気、痺れ、多汗、血圧の低下が考えられます。
プリリジーの副作用の中でも、下痢やめまいという体調不良を起こす人は多くいます。
効果が高いだけに世界的にも人気の治療薬ではありますが、副作用の危険性が高い事もあり、服用する際には十分に注意しなければなりません。

プリリジーは通販で手に入れられる?

プリリジーは日本では未承認の医薬品ですので、国内のドラッグストアや通販サイトなどでは購入する事はできません。
購入する為には個人で直接取引をするか病院で処方してもらうしかありません。
しかし、海外と直接取引をするような方法では、多くの偽物が出回ったり、あまりにも高額な請求をされる事もありますので、確実な方法としては専門医に相談して病院で処方してもらう方が安全です。
もちろん保険はきかないことから、承認薬よりも価格が高くなりますので十分に注意しましょう。

最後にプリリジーは早漏防止に効果が高い、世界的に使用されている治療薬ですが、その裏で副作用の危険性もあります。
副作用のリスクを考えると、他にも即効性や安全性の高い薬は存在します。
そのような治療薬は決して効果が高いとは言い切れない場合もありますので、効果の高さをプリリジーに求める事も間違った選択とは言えません。
使用する際は、リスクなども含めて医師と相談して選択しましょう。